腰痛での湿布を貼るデメリット(かぶれるとかでは無く)
2020/01/26
ブログをご覧になっていただきありがとうございます!
松戸市の腰痛・坐骨神経痛専門院の牧の原ふじ整骨院・鍼灸院・整体院です!
今回の内容は湿布についてです。
多くの方が腰痛が出たときにまずは湿布を貼るのではないでしょうか?
それで効く方もいれば効かないという方もいます。
効かない方はやらないでしょうけど、少しでも効いた方はだんだん湿布を貼っていないと不安になり毎日湿布を貼ることを止められなくなる方も多いです。
しかし、そこに湿布のデメリットがあるのです。
湿布を貼るデメリットで思い付くのは「かぶれる」では無いでしょうか?もちろんそれもデメリットになりますが、今回はそういうことではありません。
あなたの腰痛がなかなか治らない原因を作っているのがもしかしたら湿布かもしれないのです。
まず、湿布の効果とはなんなのかというと、消炎鎮痛です。
炎症を抑えて痛みを抑制させる。
これは冷湿布でも温湿布でも同じです。
少し話はずれますが、よくある質問で「冷湿布と温湿布どっちがいいですか?」というもの
これはどっちも同じです。
どちらも消炎鎮痛効果があり、メンソールで冷たく感じるかカプサイシンで温かく感じるかの違いなので効果に違いはありません。
ではこの湿布のデメリットとはなんなのかというと
炎症を助長させてしまっている可能性があるということです。
え?消炎効果があるんでしょ?
と思ったあなた
そうなんですが、問題は湿布の貼り方です。
湿布を貼ったらほとんどの方が半日~1日中貼りっぱなしではないですか?
寝ている間に貼っているという方も多いと思います。
そしたら最低でも7~8時間位は貼っている事になりますよね?
実は湿布の効果というのは2~3時間程度です。
この時間を越えてしまえば後はただ皮膚に蓋をしているだけのものになります。
この皮膚に蓋をすることが一番の問題になるのです。
痛みというのは基本炎症があるということです。
人間は皮膚から外に熱を逃がす事をするのですが毎日のように1日中湿布を貼っていることで外に熱が逃げれない状態になり、熱が中にこもってしまい、中の炎症を助長させている事になります。
なのでなかなか腰痛が治らないという事になるのです。
湿布をはがしたら湿布が温かくなっていませんか?それだけ外に出る分だった熱を閉じこもらせているのです。
湿布を貼らない方が良いとは言いませんが、貼ったらなるべく2~3時間で剥がすようにしましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!